2010年 12月 19日
西湖の神秘 |

青木が原樹海にひっそりと佇む蒼の湖 西湖・・・・
モノトーンの世界に突入秒読みの初冬に、最後の紅葉が色ずく・・・
本日は、クニマス話題で、一躍脚光を浴びている西湖を散策・・・・

富士五湖では4番目の大きさで、最大水深は2番目の深さ。大昔は本栖湖・精進湖ともつながっていたと言う。3つの湖は地下でつながっている?なんて、説もある神秘的湖。

朝の外気温-4度 湖畔に生えている全てのものが凍りつく・・・

冬独特の雪化粧を模した草花。長い冬を乗り越える事は難しい?

モノトーン1色の世界に紅1点 棘の木実・・・

棘の赤い実を頬張って真赤に染まるベニマシコの幼鳥♂・・・
湖畔には、残り少ない木の実を捕食しにやってくる小鳥も多い・・・
ベニマシコ:紅猿子 アトリ科の鳥。全長約15センチ。雄は全体に紅色を帯びた褐色。雌は淡褐色。北海道・東北で繁殖、冬は南へ移動。※ アドバイス by Anglers Bench・・・

薄氷が湖畔の一部を覆ってゆく・・・浅い岸はもうすぐ氷で閉ざされるだろう?

薄氷の上にライズした不運な魚・・・幻のクニマス?と言う期待も・・・

不運な魚の招待は、オイカワ。支流に登ろうとして跳ねたが最後・・・・

朝靄の立ち込む湖を数多くの水鳥が忙しそうに往来する・・・

冬鳥として飛来したキンクロハジロのペア。この他にも、ヒドリガモやスズガモなど多くの水鳥が西湖に訪れている。
キンクロハジロ :金黒羽白 英名 Tufted Duck 学名 Aythya fuligula カモ目カモ科 冬鳥だが北海道で一部が越冬。 潜水が得意で水中の昆虫や甲殻類、水草を食べる。

キンクロハジロの♀ この鳥は、♂が白黒で、♀が茶色と地味なカラー

結局、幻のクニマスや、その子孫であるクロマスについては振れることなく西湖の自然を満喫してしまった。しかし、水鳥が泳ぐ湖を見ていると、このまま静かな自然環境でいてほしいと願う私であった・・・・
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by greenosprey
| 2010-12-19 15:51
| 自然